ファーウェイの息の根を止めかねない、米制裁「異次元の厳しさ」 - Close-Up Enterprise
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米ソ冷戦時代、ソ連がどのように崩壊したのかに関しては、様々な見方があり得ると思いますが、エネルギーの視点から言うと、米国がサウジに要請して原油を増産し原油価格を低く抑えた上で、ソ連に対して石油掘削機器の輸出を禁じたため、ソ連は石油産業の設備更新や新規開発が思うようにいかなくなり、国家財政の柱であった石油収入を失ったことで、国の統制が効かなくなり崩壊したという解釈があります。
実際、ソ連崩壊の数年前から、石油産業の崩壊が始まっています。
「データは現代の石油」などと言われていますが(そのアナロジー自体に若干疑問はありますが)、この過去のアナロジーから行くと、中国経済の成長エンジンであるテック系企業を立ち行かなくすることで、中国の内部崩壊を誘発し、封じ込めるということが、2018年10月4日のペンス副大統領の演説に象徴される、米中新冷戦時代の戦略なのではないかと思えてきます。インバウンド規制は前者中心、アウトバウンド規制は後者中心。冷戦、日本叩きでもアウトバウンド規制をここまでやることはなかった。異次元だけにこの先が見通せず各社過剰反応しているのではないだろうか…「ファーウェイが制裁対象になったのは、建て前上は安全保障上の理由からであって…制裁の真相は、「中国の技術覇権を何としても阻止するため」」