50歳から「定年」を意識すべき、絶対に押さえたい「5つの準備」とは - ニュース3面鏡
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「折り返し」の是非はともかく、かなり前に「折り返し」た者として、この記事には大事な前提事実の認識か欠けているように思う。
それは、健康や体力の衰えだ。人によって、「折り返し」地点は異なるが、この衰えは、全ての人にとって逃れられないものだ。
「折り返し」後の復路を走る際の生理的条件は、往路とは異なる。体力の衰えは気力の衰えに繋がり、そこには良い面も悪い面もある。気力の衰えを感じない人もいる。しかし、少なくとも、往路とは違う条件下の自分がいる。
だから、人生を平坦路のように考えるのは正しくないと思う。「折り返し」後も、思いのほか、曲がりくねり、でこぼこしている。そして、ゴールは思いがけなくやって来る。
「折り返し」は、必ずしも、人為的に決めただけの定年の地点ではない。ジグザグだから、曲がり角は頻繁にあると思った方がよい。だから、自分の人生は、その3分の一を自分に、3分の一を家族に、3分の一を仕事に配分することにしている。人生100年時代の中、平均寿命は着実に伸びているとは思います。しかし、健康寿命はどうかというと疑問があります。
100歳まで生きるとしても、72歳くらいで延命措置をしながら生きたり、歩けない状況で介護状態で生きたり、認知症になり働くどころでなくなったり、、
ライフシフトで言われてるリカレント教育関係のことは重々承知しているし共感もできるが、私はなによりも健康が第一だとここに来て感じている。当たり前だが、働くには健康が第一重要。長く働く世の中では尚更だ。「志事」いい言葉ですね。
経営サイドとしても、シニアを金銭的な外発的動機づけで報いるのは困難になる。
働く当人にとってもポストと金銭報酬(野心事)が低下する中で「働くこと(志事)」の意味づけ如何で職業人生の最終章の色彩が変わる。
もし、組織の外に何も残せなかったとしても組織内の後輩には託せるバトンは持っていたいですよね。
ドラッカーの箴言のように。
「あらゆる職業において最高の仕事をする人たちとは自らが訓練し育成した者たちを、あとに残す最も誇るべき記念碑と見る人たちである」(『現代の経営』P.F.ドラッカー)