大和証券G、大型店を統廃合 2年でコスト150億円減
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注目のコメント
業界全体が構造不況だけに今回は厳しい。
既金融機関の経営者多くは構造改革唱え、リストラ類で一時しのぎさえすれば、その内に回復すると思っているようですが(特損出してV字回復とか言ってるし)、私見では平成と違い令和には無いと考えています。
金融サービスも業態変更し、プラットフォーマー化図るくらいしか打つ手無く、グローバル戦略とIT戦略を持たない既業者は今回こそ滅んでしまうと思慮。
恐らく平成と令和とで、主要金融機関の顔触れは様変わりしてるでしょう。
金融は特別なものではなく、既サービス業のイチ機能として取り込まれて行くでしょう。
#下克上
大和さんに限って言えば、100億円以上出資してるGMOFHDや大株主であるマネパをどうするかに注目してます(さすがに何か考えていると思いますが)。まさにイノベーションのジレンマ的案件のように見える。
ずーーーーっと前から言われている課題でしたが、なぜもっと早くできなかったのか?意思決定コストと、頑張って将来の企業価値に寄与しても経営陣の任期に連動しにくいガバナンス構造もあるのかな。店舗コストについては、10年前に大和証券smbc時代から社内でずっと言われていた記憶がある。FinTech企業や異業種からの参入などを受け、金融ビジネスのカタチが大きく変わるなか、業界全体が享受する利ざやは加速度的に薄くなっていっています。
これは単に競争環境が厳しくなったというだけではなく、これまで高付加価値とされてきた金融機能の提供がコモディティ化しているという本質的な状況が背景にあり、この流れはもはや止まらないと思います。
このような事業環境で金融機関・事業者が事業体として利益を追い求めるのであれば、新たな付加価値を創出するか、これまでの付加価値創出の仕組みを簡素化し、コストを低減するかのいずれかしかありません。
今回の大和証券グループのように付加価値創出の仕掛けを統廃合するという従来の事業モデルの中でのリストラは当然検討・着手されるべきかと思いますが、それに留まらずに外部事業リソースを積極的に活用する水平分業事業モデルへの移行が急務だと考えています。