麻生財務相「GDP悪くない」 予算執行で景気回復と強調
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景気判断はGDPだけでされるべきではないでしょう。
短観の全規模全産業業況判断指数は昨年1-3月期にピークアウトしてますし、景気ウォッチャー調査も現状判断が昨年の年明けから好不調の分岐点となる50を下回り続けてます。
景気動向指数の一致ciも四半期で見ると昨年4-6月期がピークです。
そして何と言っても、昨日のGDPでも国内需要に左右される輸入がリーマン以来の落ち込みです。
もう少し景気に危機感を持つべきでしょう。省庁は政治によりコントロールされるべきであり、与党政治家たる大臣が省庁のスポークスマンとなるのは頂けない。
恐らく麻生大臣は、現在の経済状況について理解した上で、敢えてそのような詭弁を述べているのだから悪質だ。
雇用や企業収益は高水準を維持していると述べているが、雇用は単に生産年齢人口の減少によるものだし、企業収益は単なる投資や人件費のカットなのではないか。
実質賃金が下がりまくっているのに2014年に消費増税を行い、それ以降、帰属家賃を除く家計消費支出は低迷を続けているのだから、「企業のモノやサービスが売れまくった結果、収益が上昇した」のではない事は明白ではないか。
必要なのは消費税の撤廃あるいは消費減税だ。
選挙戦術に関するブラフだと思いたいが、これで消費増税に断行や消費増税の延期といった寝言をもって選挙に突入するなら、自民党は敗北しなければならないと思う。
※でも、主要な野党の主張も「(今は)消費増税の延期で、重要なのはプライマリーバランス黒字化!」とかだからなぁ・・溜息自民党内からも、GDP速報の内容が弱いとして、消費増税の延期を検討するよう求める声があがっているようです。夏の参院選に向けた争点のひとつになっており、延期論がやむことにはなかなかならないだろうと思います。
消費増税延期の検討を=「GDP、衝撃的な数字」-自民・西田氏:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2019052100979&g=pol