オンキヨー、AV事業売却 米同業と協議へ
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注目のコメント
ユーザーとしてはただただ寂しい。
同社はここ数年、売上は乱高下しつつも一貫して赤字経営で、構造改革とリストラが常態化しており、資本提携先や主要株主の入れ替えも多かった。
今回売却するコンシューマAV事業は連結売上・人員ともに3分の2を稼ぐ主軸で、唯一の黒字部門。
残るは、イヤホンや音楽配信のデジタルライフ事業と、他社向けAVのOEM事業でどちらも赤字が常態化。
かつて中堅のアナログAVメーカーだったアイワがソニーに売却された際のアイワの談として「最新のデジタルがわかる技術者が10人程度しかいなかった」という話しが有名だが、デジタルの波に乗りきれなかったという意味ではオンキヨーの姿も重なるものがある。
まずは早期に足腰を安定させて、ヒットモデル開発に注力して欲しい。
直近の決算説明会資料:
https://www.jp.onkyo.com/ir/ir_pdf/20190215_Highlightteisei.pdfPioneerとくっついて間も無くでした。
音楽コンテンツはクリエイター、デリバリー方法、ライブと変わってきました。
再生装置のみのハードウェアは変わっていません。
だからこうなるとは思えるが、じゃあハードメーカーに何が出来るかと言われると思いつきません。
避けた方がいい、戦場なんでしょう。老舗のオーディオブランド買収は、中国、韓国が先頭きって行っていてJBL、AKGを抱えるハーマンはサムスンが買収し、中国はラックスマンなど、ONKYOと並んでいた名門のサンスイも香港メーカーに売られた。オンキョーもいつか中国資本か韓国資本かと思っていたが米国資本に渡った。老舗オーディオの良さを知っている投資会社が米国にあることが救いだ。サンスイなどはBoseアンプの設計製造を手がけた商品もあるくらいで、建築物の世界遺産以上に価値があると見る人もいると思う。