【新】50兆円の「建設業界」で今、起こり始めていること
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このサービスが出てきたときに「凄ぇ」と思ってすぐにDLしましたが、ちょっと自分には使いにくいことが判明。
今はほぼ社員工だけで現場回していますが、以前は記事のように多くの外注業者を抱えていましたので、たしかに「仕事がない」状態に恐怖を覚えていました。
ただ、このサービスは、外注の一人親方職人の仕事を生み出すことはできるが、「多重下請け構造から脱して元請けでの仕事をとる」という私が思う建設業界最大の構造問題の根本的な解決方法として利用することができません。
職人と職人を現場に放り込んでピンハネするいままでどおり下請けでもいいっていう経営者にはいいアプリだと思います。
また、経営者としてこのサービス利用する上で不安になるのは職人の質の担保でした。
元々、元請けで仕事も請ける一人親方職人だったので、職人の質にはかなり神経質です。この人手不足の時に「自分の仕事が無い知らない職人」を使うのは怖い。
なかなか正解が見つかりません。。。資金繰りよりも、「人繰り」が難しくなっている時代。
働きたい人と、働いてほしい企業をマッチングするビジネスは全業種で必要とされています。
その中で、紹介フィー形式ではなく、月額1980円のサブスクリプション型で、「全体の7割である一人親方は、無料でサービスを利用できる設計」というのは、建築産業の構造にも合っている仕組み。
パズドラがヒントになっている、というところがおもしろい。
ソーシャルゲームに学ぶことは多いです。私の地元の北九州はとにかく建設業の友人が多く、お酒を飲んでいると電話で席を外した後に、「うわー、来週仕事になった」と嘆く姿をよく目撃します。
その場ではなんだか大変そうだと思いながらも、そもそも多くの人が毎週、平日は仕事なので、「来週、仕事になった」の意味がよくわからず、ずっと疑問に思っていました。今回の取材で、その意味するところを、スッキリ理解できました。
普段は自分の周りの世界のことをどうしても世の中のスタンダードだと勘違いしてしまいますが、地元に帰れば、職人が圧倒的にマジョリティ。最近、自分の常識に浸りすぎているなと、反省しながら原稿を書きました。