ファーウェイ製品の使用禁止に道開く米大統領令署名へ=関係筋
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注目のコメント
以前はフアーウェイ禁止はやりすぎなんじゃ、と思ってましたが、最近米国軍関係者やサイバーセキュリティに関する話などをいろいろ聞き、仕方ないのかな、と思うようになってきました。
西川さんのコメントにあるとおり、問題は代替メーカーがないこと。世界でははるかに値段の高い北欧エリクソンがほぼ唯一(ノキアも少々あるが)、日本のメーカーははるか昔にガラパゴスになって物量がまるでお話にならない。アメリカ・カナダのインフラメーカーもはるか昔に消滅しました。
アメリカの通信インフラの外国勢締め出しは今に始まったことではなく、日本や韓国のメーカーもトライしたが結局入れませんでした。その割に、ルーセントもモトローラもノーテルも、次々消滅していくのをアメリカ政府が指をくわえて見ていたのが、今でも疑問です。日本の通信関連企業の担当者に話を聞くと、ファーウェイの通信機器は「安くて高性能」と口を揃えておっしゃいます。
先進国でファーウェイ締め出しを行うことで、コストがかさみ5Gの普及が遅れ、逆に、ファーウェイを積極的に導入した新興国や後進国で先にインフラが整備される、ということが起こるかもしれません。
そうなった場合、5Gを背景とした新ビジネスが新興国で多く誕生し、先進国がそのサービスを輸入するという逆転現象が起こる可能性も考えられます。ファーウェイの使用禁止は簡単。
それによってアメリカの5Gがほんとうに強くなるだろうか。
例えば関連企業にこれから5年期限で毎年1000億㌦ぐらい配り、少なくとも研究開発、生産製造の面ではファーウェイ以上の投資をするとか、それがあれば、アメリカの本気も感じる。
それはなく、アメリカがこれでは強くなるとは思わない。