ファミマが中国事業の合弁解消求め係争、信頼損なう行為で-関係者
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注目のコメント
今の中国でコンビニの将来性を疑う人はほぼいないから、仮に買い取るにしても、相当の高値を求められるでしょうね。
いずれにしろ、中国でファミマを追うローソンやセブンにとっては、絶好の攻める好機かもしれません。ファミリーマートは、2014年に韓国の合弁会社もパートナーと解消しています。韓国の場合は、ファミマの持分の25%を韓国パートナーに売却。それに続いての今回の報道。
https://toyokeizai.net/articles/amp/34097?display=b&_event=read-body
小売業は、あくまでドメスティック産業であり、他国のモデルの横展開がやりにくい産業です。ある程度立ち上がったら、あとは自分たちで出来るからいらな〜いと言われるリスクは常にあると思っています。
マクドナルドのような場合は、グローバル本部がライセンスと商品を供給に大きく関わっているので、海外のライセンシーは、ライセンサーと良い関係を作らなくてはいけません。商品あってこそのチェーンですから。
しかし、コンビニの場合、極論ブランドロゴ以外の何かを日本から供給できているのか?と言われると謎。日本のコンビニの美味しいサンドイッチは海外のコンビニでは食べられない訳ですし。
仮に中国の食品工場で作られた食べ物や中国の卸業者から仕入れた商品を、中国の物流会社が配送していたら、ビジネスインフラとして日本が提供しているものは限定的です。(中国語の喋れないかも知れない)給料の高い駐在員が何を提供していたのか?そして、中国から日本の本部へ行くライセンス料の中で、何を提供していたのか?契約書(合弁契約書とライセンス契約書)の内容がどうなっているのか?
上記の内容で明らかにされる事はほとんどないと思いますが、その辺りがポイントのように思います。
小売業の海外展開の難しさを考えさせるニュース。合弁はなかなか難しい。そう考えると、ライセンスか100%資本の方がいいのかも知れません。
ちなみに、ファミマは私の知る限り、コンビニ3チェーンの中国事業では1番成功していると思っています。何年か前から黒字だったはずです。ファミマの中国事業合弁についての報道。
ファミマは現在4割保有、ただ記事を見ると信頼関係は相当に損なわれている印象。一方で合弁相手の頂新グループにしても、簡単に持ち分を渡して清算とはいかないだろう。上海などでは一番見かけるチェーンのように思う。
同様の持ち分についての議論では、インドでホンダがバイク事業を行っていたHeroとの間でもめて、新しく会社を作り直していた。