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Biz/Zineでリクルートマネジメントソリューションズの荒金泰史さんとの新しい連載シリーズが始まりました。

荒金さんは企業人事の支援をされてきたコンサルタントで、今の人事のあり方について問題意識を持って支援に取り組んでいます。
今回は、最初の対談の前編で、人事と経営戦略が分断されている問題や、気が使いうちに多声性の排除に向いている現代の組織(と人事)の問題、さらに、ベストプラクティス思考が陥っている問題へと話が及んでいます。

自分は経営戦略論と組織論のハイブリッドのような研究をしてきましたが、欧州の研究を学ぶ中で、様々な概念やコンセプトが、組織の中の人々を病人化し、その結果として、組織をおかしくさせていくという批判的な研究(ciritical management studies)をいくつも知りました。
その批判を踏まえ、組織をどうより良いものに変えていけるのかという実践の探求としてナラティヴ・アプローチ/社会構成主義の思想と出会って今があります。

しかし、現場で対話を重ねるだけでは限界はあり、ここから先は、経営戦略と現場の実践、そしてそれをどう人事が繋いでいくのかということを考えていくことが大切だと実感しています。そうしないと、現場で紡がれたものは生き残れないのです。その意味での他の人々との対話的な実践が不可欠で、そこに人事の役割があるのではないかと最近感じています。

日本の様々な組織において、現在この病人化の問題や分断、そして、ベストプラクティスのコピー・アンド・ペーストによる誤作動の連続が続いている中で、新たな企業経営のあり方を人事の方へのインタビューを元に考えていくシリーズにしていきたいと思います。

まずはその第1回目の対談の前編をお読みいただければ幸いです。