スルガ銀、新生銀と資本・業務提携へ
日本経済新聞
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注目のコメント
スルガへ新生が「数%」出資する形で資本提携、その上で新生の要件を満たさない住宅ローンをスルガが引き受けるといった連携を想定しているとのこと。
いわゆるカスケードモデル(厳しい審査でこぼれた案件を受け皿が拾う)を提携でやろうということですね。
新生も、頼みの消費者ローンも思い切って伸ばせず、ビジネス機会が狭まる中ですから、当該カスケードだけではなく前広にコラボしていくんでしょう。
ただ、新生も、公的資金の返済までの距離感があまりに長く、過度に明るい展望を持つのは適当ではないかと。ちょうどダイヤモンドでSBIもノジマも難しく、一度は落ちたと見られた新生が再浮上という記事が今日出ていた(①)。本記事も「方針を固めた」なので、どちらもリーク元は一緒なのだろう。
新生は一時国有化の際の公的資金の返済はまだ終わっておらず、株価もかなり低い(②)。とはいえスルガの時価総額も1000億円ほどで、一定の資金を出すことはさすがに出来そう。
①https://newspicks.com/news/3889788
②https://newspicks.com/news/3044902格付けBBBレンジで預貸率90% (譲渡性預金を除く)の新生による信用補完と流動性支援。出資は数%…
まだ完成形という感じはしませんが、ひとまず支援が動き出したと示すことに意義があると思います。