【教養】図面がほぼ存在しないガウディ。500枚を実測した男
NewsPicks編集部
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ガウディの世界観は深い。そして、人の心を動かす。
「作品を作る時には、そこにヒストリーがないといけない。社会性がないといけない、アイデンティティがないといけない」
田中さんのこの表現は共感です。
ガウディを知れば知るほど、一つ一つの作品に想いや伝えたいメッセージがみえてくるんですよね。
そして、ガウディの最大の強みは、"人の能力を最大限に引き出す力"がずば抜けていて、それは彼の建築、表現したい者への強い想いがあるからこそ人を動かすのだと、僕は思っています。
これだけ技術が進歩し効率化された現代の社会構造の中で、サグラダファミリアは経済的な合理性といった点では到底説明ができないし、そこには生きる姿勢、生き方そのものを示してくれるものがあるんだなと。
その意味・答えを見つけ続けさせてくれるのが、ガウディ建築であり、その代表がサグラダファミリアなんだと思います。「造り続けた」ガウディ、「測り続けた」田中さん、どちらもコツコツ続けたからこそ、次が見えた。子どもに教えたいストーリーですね。
2026年のサクラダファミリアの完成が楽しみです。違う学問ではありますが、学生時代に遺跡発掘の現場で実測をしたことがあります。測っては、点を紙に落とし、の連続です。この点が果たして、どんな意味を持つのか。繋げてみないと全然わからない。一つの造形物を測り終えたからといって全然意味がわからない。
しかもガウディの作品は複雑すぎて、複雑すぎて、サグラダファミリアの前で心が折れてしまいそう。。
そんな世界を40年やり続ける田中さんのインタビューです。
ガウディについて、知っているようであまりよく知らないという方も、ぜひご一読ください。