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【注目】最短2日。住宅売買のトレンド「iバイイング」とは
2019/5/12
不動産テックの大本命
デジタル&オンデマンド化が進むこの時代に、驚くほどアナログなやり方がまかり通っているのが「家の売買」だ。いまだに大半の取引は不動産業者(6%の手数料を取る)の手で開始され、最終的には業者のオフィスで、売り手と買い手が何ページにもわたる登記書類に署名をして売買成立となる。
そんな現状を変えようとしているのが、シリコンバレーのテック企業だ。彼らはバーチャル内見やオンライン取引といったサービスを足がかりに不動産業界への進出を開始し、今や不動産売買そのものに食い込もうとしている。
そのカギとなるのが「インスタント・バイイング(即時購入)」、通称「iバイイング」だ。企業が売り手から最短のプロセスで住宅を買い取り、簡単なメンテナンスを行ったのちに再販するというビジネスである。
この分野では、「ジロー(Zillow)」のような大手から、「オープンドア(Opendoor)」や「オファーパッド(Offerpad)」といった新興企業までが、高度なアルゴリズムとスケールメリットの組み合わせによって、既存の不動産業者よりもはるかに効率良く物件を査定できるとうたい、何十億ドルもの資金を調達することに成功している。
(Caitlin O'Hara/The New York Times)
アナログな業界に「革命」を
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