日経平均は4日続落、米中貿易摩擦の激化に対する警戒続く
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日経平均-0.93%、TOPIX-1.38%、マザーズ-2.78%、REIT-0.31%。
米株の下げは小さかった中で日本はドル円が109円台に突っ込んだことも背景に-1%近い下落(ファストリ・ソフトバンクGがプラスが日経平均とTOPIXの乖離)。あとは、1550現在上海-1.45%、香港-2.32%、また韓国KOSPI-3.04%、台湾加権-1.74%と大きく下落している。
業種別には情報通信+0.46%、その他金融+0.29%の2業種だけがプラス。マイナスは水産農林-3.52%、電ガス-3.18%、海運-3.01%、建設-2.90%、紙パ-2.77%など。
個別ではヤフー+9.39%、ソフトバンク+6.90%(ソフトバンクG+0.70%)が目立つ。ソフトバンクは増配含めて予想配当利回りが6.5%なのが下支え、ヤフーはその取引の中で自社株消却によるEPS増が背景の模様。マイナスでは千代化-7.69%、IHI-6.74%、日揮-5.20%などプラント・重機系が下落。あと楽天-6.66%。
<追記>主要決算から今期予想をざっと、カッコ内は対実績。
パナ・ニコンは多分ネガティブ、
一方、三菱重工はポジティブ、あと相変わらずポートフォリオ経営が分かりやすい資料で、運転資本の削減がFCFにつながってきたのが分かる。
あとLIXILの株主による臨時株主総会の招集請求はキャンセルとなった。定時株主総会で、会社側がどういう取締役陣を提案してくるか。
パナ:売上7.9兆円(-1.3%)、営業利益3000億円(-27.1%)
ダイキン:売上2.67兆円(+7.6%)、営業利益2850億円(+3.2%)
シャープ:売上2.65兆円(+10.4%)、営業利益1000億円(+18.8%)
リコー:売上2.01兆円(-0.2%)、営業利益1000億円(+15.2%)
ニコン:売上6700億円(-5.5%)、営業利益520億円(-37.1%)
三菱重工:売上4.3兆円(+5.4%)事業利益2200億円(+17.8%)
※ソフトバンク、日本製鐵は今期予想開示なし