【佐宗邦威】自分モードを取り戻す、感情アウトプットの練習法

2019/5/14

「ビジョン思考」とは

──前回、佐宗さんが「戦略思考の荒野」から抜け出していく経緯を紹介してもらいました。著書『直感と論理をつなぐ思考法』で、佐宗さんは「今、多くの人が自分モードを見失い、他人モードで生きている」と書かれています。自分を振り返っても、確かにそうだなと感じますが、多くの人が他人モードになってしまっている原因とはなんでしょうか？

コメント

注目のコメント

• 齊藤 三希子

  PwCコンサルティング合同会社／（株）スマートアグリ・リレーションズ（バイオマスレジングループ） Director／Executive advisor

  ・2019年05月14日

  言語化することで脳が意識するようになり、同じものを見ても感じ方や認識、発見が異なってくるからこそ、セｒンディピティに出合う確立が高くなるのですね。
  
  ＞予期せぬ偶然＝セレンディピティと言われますが、「これがやりたい」と事前に言語化、宣言しておく
  
  バレットジャーナル手法により自分の思考を整理すれば、より妄想を知覚し、表現できるようになるのかなと思います。
  https://diamond.jp/articles/-/201846
• 佐宗 邦威

  戦略デザインファームBIOTOPE Founder, Chief Strategic Designer

  ・2019年05月14日

  ここ数年で、あらゆる体験がスマホシフトし、スマホに統合されたことで、常にスマホのスクリーンの先の反応が気になってしまい、素の自分が考えている自分モードが少なくなってしまっているのではないでしょうか？
  
  ビジョン思考の最初のステップはアーティストがキャンバスを目の前にした時に制作がスタートするように、余白作りから始まります。
  
  毎朝の通勤中や出社前の、ちょっとした時間の使い方からビジョン駆動で生きる生き方は始まります。
• 橋本 賢二

  キャリア教育研究家

  ・2019年05月14日

  直感やセンスを磨くための余白作りのポイントは、自分と向き合ってアウトプットをし続けることにあると思います。どんなに稚拙であっても、自分が感じたことを表現し続けるからこそ、言葉に敏感になり、言葉が磨かれていくのだと思います。アウトプットがあるから直感やセンスのインプットの質が高まるので、これらは両輪になっています。
  
  往々にして学習場面でもインプットばかりに偏ることがありますが、アウトプットのないインプットは苦行にしかなりません。一方でアウトプットが求められて使わなければならない状況では、インプットの質が高まります。
  どちらかに偏るとストレスフルなので、ビジョン思考を鍛えるには両者のバランスを意識することが大切なように感じました。