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米研究所、北の飛翔体は「短距離弾道ミサイル」

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    北朝鮮が撃ったものには、ロシア製「イスカンデル」ミサイルをベースに開発された短距離弾道ミサイルが含まれているように見えます。
    「イスカンデル」ミサイルは、弾道を描いて落下し始めた後に一度水平飛行するので、現在のミサイル防衛システムで迎撃するのが難しいとされています。
    ロシアでも2000年代半ばに配備された新しい兵器ですが、北朝鮮は、すでに昨年の軍事パレードにおいて、「イスカンデル」をベースに開発した短距離弾道ミサイルを公開しています。必ずしも、北朝鮮が最近になって得た兵器ではないのです。
    金正恩委員長は、プーチン大統領とのロ朝首脳会議で、実質的な支援を何も得ることはできませんでしたが、ロシアが北朝鮮を支持しているという政治的メッセージだけは発することができたでしょう。
    また、ロシア由来の新しいミサイルを発射して見せることで、ロシアの支持を匂わせることを狙った可能性もあります。北朝鮮のメッセージは、トランプ大統領に早く交渉のテーブルに戻って欲しいということです。そして、さもなくば、軍事的緊張が高まっていた過去の状況に戻るぞ、ということです。核兵器や大陸間弾道ミサイルの開発も大っぴらに再開するでしょう。北朝鮮は、米国に、完全な非核化が出来なくとも、段階的な非核化で経済制裁を解除すれば、ベターだぞ、と言っているのです。
    しかし、北朝鮮の「危険になるぞ」アピールは、経済制裁によって北朝鮮経済がダメージを受けていることの裏返しです。早く米国に経済制裁を解除して欲しいのです。
    日本も米国も、そして韓国も、その状況を理解しているでしょう。日米ともに、厳しく北朝鮮を非難していないのは、北朝鮮が追い詰められた状況をいかに利用するかを考えているからだと考えられます。
    短距離でも北朝鮮が弾道ミサイルを発射した、と非難してしまえば、国連決議に違反した北朝鮮には、より強く圧力をかけなければなりません。日米ともに、追い詰められた北朝鮮から譲歩を引き出そうとするのであれば、ここで強く非難するのは得策でないかもしれません。
    各国の政治的駆け引きは、まだまだ続きます。


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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    国連安保理決議違反の疑いがあっても 北の挑発にいまのところ乗らないアメリカ。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    核兵器の完全放棄を制裁解除の条件とする米国・日本と、段階的な核放棄と引き換えに制裁解除の道を探り続ける中国とロシア。北朝鮮の存在が自国の防波堤になる中国とロシアは、内心では強い北朝鮮の存続を望んでいるのでしょうし、日本と米国にとっては、北朝鮮の核兵器を排除して韓国の傘下に置くことが自由主義陣営の安全を守る上で理想的。
    米国と同盟を結びながら中ロの路線と北朝鮮の要請に沿ってトランプ大統領に米朝会談と段階的な制裁解除を働きかけた韓国は、これが弾道ミサイルだった場合、今度はどちらになびくのか。今は未だ脅威と決めつけず交渉による解決を探る姿勢を見せている米国ですが、いざともなれば、国連決議にすら従わず米国の交渉への忍耐強い努力に聞く耳持たずの対応をした、と国際社会に訴えて、脅威の排除に動く準備が整いつつあるように見えないでもありません。この方面にさして詳しいわけではないけれど、日本の安全に直結するだけに気になります  (@_@。


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