ドラッグストアvs調剤薬局、激化する「処方箋」争奪戦の行方
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すでに日本でもやられているところがあるかもしれませんが、米国では、Walgreenなどの大手ドラッグストアがアプリを有効活用しており、処方箋の準備ができるとスマートフォンにお知らせがきたり、前回の処方分がそろそろ切れそうになると、アラートが表示されたり、飲み忘れを防止するための内服チェック日誌のような機能がついていたりと、若い世代には便利な機能を多数準備していました。
大手ドラッグストアの参入により、このようなIT化が進むことが期待できるかもしれません。
一方で、処方する側の立場としては、患者さんの安全のためにダブルチェック機構が十分機能すること、外来で十分時間をかけられない薬剤説明を補っていただけること、などを薬局に求めます。個人商店のような調剤薬局では、そのあたりをこだわりをもってやられているところも多く、医師としては安心感があります。
処方箋の変化の意図を汲み取って適切なタイミングで疑義照会をしたり、患者の思わぬ副作用を拾ったり、機械的作業ではなかなか難しいであろう小回り感、フレキシビリティーを発揮してくださる良さがあります。そのような薬局の良さをどのように守るかもまた同時に考えていきたいものです。処方箋薬局をドラックストアに変えましたが、すごく楽です
サービスレベルが違い過ぎます
使っているのは、スギ薬局ですが以下の点で便利になりました
・お薬手帳がアプリなので忘れない
・お薬手帳から事前に写メで処方箋を送れる
・クレジットカード、ポイントカードで支払い
・ついで買いができる
・土日だけでなく、夜9時まで薬が受け取れる
不便な調剤薬局には恐らくもう行きません高齢化社会の中では薬は安定産業。ここをめぐっての戦いは、そもそも医薬分業の推進のために院外を優遇していた点数がどうなるのかに大きく左右されますし、調剤薬局とドラッグストア間の戦いも保険点数と、厚労省(調剤薬局)と経産省(ドラッグストア)間のパワーバランスにも左右される気はします
また、今はウェルシアなどのドラッグが出店攻勢をしかけているため、コンビニを押しているという論調が多いですが産業としての成熟度はコンビニの方が上なので、ある程度拡大したところで一旦効率化が必要な段階が来そうな気はします