ダリオ氏:中央銀行はいずれ時代遅れに、MMT的新たな仕組みと交代
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注目のコメント
と言うか、MMTを受け入れてないのは、主流派系の経済学者と散々緊縮財政を進めてきた政治家・官僚、あとはその影響下にあるマスコミだけでは?
普通に読めば、実は貨幣の仕組みはその通りとしか言いようがないし、現に黒田日銀総裁や安倍総理など政府側も国会答弁で以下を認めたではないですか。
https://youtu.be/U5heLVClVXE
「銀行が国民から貨幣を集めて貸し出すのではなく、銀行が国民に貸し出す事で貨幣が生じる」
「通貨発行権を持つ政府は自国通貨建て債務で破綻しない」
いや、それは普通にMMTですよね。
更に言えば「貨幣とは何か?」を述べた物について、MMTの和訳が何で「現代貨幣理論」ではなく「現代金融理論」なのですかね?
未だに「国民から集めたお金で、政府は国債を発行している」などと考える(あるいはウソをつく)有識者がいますが、黒田日銀総裁の発言通り、これは完全な誤り。
事実は「政府が国債を発行すると、国民の銀行預金と言うお金が発生する」です。市場関係者、当局者のほとんどはMMT(現代金融理論)をまともに取扱っていませんでしたが、ついにレイ・ダリオがMMT寄りの発言を。金融危機の研究をして出版するなど、独特のリサーチチームを持つブリッジ・ウォーターですが、今後もどのような情報発信をするのか楽しみです。
内容が直接読めるLinkedInのリンクはこちら。
http://bit.ly/2Wn3D5g
ちなみにビル・ゲイツもそうですが、SNSの中でもLinkedInを主要な情報発信の場としている著名人は多いですね。「MMTとは、独立機関としての中央銀行が政策金利の調整を通じて経済を誘導するのではなく、政府が歳出と税制によって経済を運営するという考え方」ということは、まさに金融政策と財政政策が紐付けとなっている日銀のイールドカーブコントロールのことですね。
そうだとすれば、増税は金融引き締めの効果もあるということです。