幻の科学技術立国：第４部 世界の潮流／５ 直径５００メートル 中国の「天眼」 国を挙げた巨大電波望遠鏡

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注目のコメント

• 須田 桃子

  NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

  ・2019年05月02日

  連載第5回は、前回、前々回に引き続き中国の話題を取り上げました。
  世界最大の電波望遠鏡「天眼」。周辺住民約1万人を転居させ、おわんの部分を構成する約４５００枚もの鏡は１枚ずつ人力で張られたといいます。「万里の長城を造った国だからできると感じた」と現地を訪れた日本人研究者。
  膨大な観測データの解析が追いつかず、新たにデータセンターを建設する計画が進行中です。
  
  別稿では、質・量ともに世界を圧倒する中国の科学技術力についてまとめました。野口悠紀雄・一橋大学名誉教授は、今後、中国を追い越す新興国が現れるかどうかは「分からない」と話します。