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パウエル議長、政策は適切-利上げにも利下げにも偏っていない

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    トランプ大統領がFOMCに先立って1%の利下げを公然と要求し、米国国家経済会議のカドロー委員長も、FRBはインフレ鈍化を踏まえ利下げに踏み切る可能性があると発言して0.5%の利下げを要求していましたが、パウエル議長の回答は『インフレについて、「一過性」の要因で抑制されている可能性がある』、『政策スタンスは「現時点で適切」であり、「いずれの方向にも動く強い論拠は見られない」』というものだったわけですね・・・ (・。・;
    景気が良くなれば政権の手柄、これをきっかけに相場や経済が失速すれば政権から総攻撃を受けかねないFRB。米国に限らず中央銀行の独立性に幾分の疑念を感じないでもない昨今、政権と金融政策当局との関係を占う意味でも、今後の成り行きが気になります。 (^^;


  • 研究者、ジャーナリスト、編集者、作家、経済評論家

    パウエルは冷静だという印象。マーケット関係者がいろいろと思惑で動いている様子です


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