新着Pick
2178Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
『論語と算盤』は私にとっての教科書です。
会社の経営というのは畢竟、「世のため人のため」と「お金儲け」をいかに両立させるかだと捉えていますが、この点において『論語と算盤』は100年以上経った今でも(あるいは今だからこそ)、重要な意味を持つ書だと思います。

数年前、渋沢栄一にあやかり、パロディ気分で『論語と算盤と私』というタイトルの連載をNewsPicksで行い、その内容を再構成して出版しましたが、
・「算盤」という漢字を読める人があまりいない(だいたいみんな「さんだん」と読む)
・オマージュ元の渋沢栄一や『論語と算盤』を案外知らない
・「と私」側のオマージュ元である平松愛理をみんな忘れている
といった事情もあってか(?)、ピクリとも売れませんでした。

紙幣の刷新を契機に認知も高まり、オリジナルと勘違いした大量誤発注を期待する助平心がないわけでもありませんが、「『論語と算盤』と全く関係ないじゃねーか!」というクレームを受けても困るので、この記事で興味を持たれた方はくれぐれもお間違いなきよう、オリジナルの方をお買い求めください笑

なお、『論語と算盤と私』はこちら。『論語と算盤』じゃないよ!
https://amzn.to/2uv0HYc
渋沢栄一は、元々は武士の出ではなく、富裕な農家出身です。江戸時代の末期になると富裕な農家というのは、農民の労働力を集約して家内制手工業を行うとともに、製品を流通に乗せていました。最大の消費地、江戸の近辺にあった渋沢家であれば、なおさらでした。
 三菱の創業者、岩崎弥太郎もそうでしたが、武士層の近辺にいて、農村から起業した人々が、明治の近代経済をつくっていくうえで、中心的な役割を担いました。彼らの事業は、江戸時代の経済を牛耳っていた商人層をも短期間で上回るくらいに大きくなっていきました。
 渋沢は、若い時に尊王攘夷の風潮に乗って、横浜の外国人を襲撃しようとして捕まりますが、徳川慶喜に見込まれて、その懐刀になった人です。徳川幕府が消滅してからは、慶喜とともに静岡に移り、徳川家の家計を立て直しました。
 その後の渋沢の仕事は、薩摩や長州の武士たちがつくった明治政府と連携しながら、日本の近代産業とそれを支える金融業をつくることでした。これは、江戸時代以来の三井や住友の商家ではおそらく十分にはできなかったことです。日露戦争の際に経済界をまとめて政府との窓口になったり、多くの大学で経済が教えられるように資金を集めたりしましたが、単なる明治政府のイエスマンではだめで、独自の指針が必要であったでしょう。経済界と武士出身の明治政府を両方説得できる論理が、渋沢には必要でした。
10分読書シリーズ良いですね。今後の展開が楽しみです。いわゆる名著と呼ばれるものは格調高い文章ではあるが、読むのには骨が折れる。まずはサマリーで興味を持つことから始めれば、新たな視点との出会いの機会も広がるのだと思います。
「まとめ」全盛のいまですが、語りつがれる名著は原典にあたりたい。表現には当時の時代背景が強く反映されている。そのようなことを想像しながら読解していくのもおもしろい。
経済と道徳の調和。
論語と算盤は、いっときお風呂時間のお供でした。
文庫判をドボンしてそのまま。。。

分かりやすいし、小間切れでも読めるのでおススメ。
どんなにIT化されても社会は人で成り立っているため、利己主義では短期的に上手くいっても、長期的に見ると上手くいかなくなるのは、いつの時代も同じってことですね。
自利より利他を考えている人の方が、結局は上手くいっていきがします。

https://every-happiness.com/post-403/
渋沢の功績は経済面だけでなく精神面においても近代日本の発展を支えたことにあります。
論語の朱子学的な解釈は封建制を支えるために考えられた解釈で、近代国家にはそぐわなくなったものを渋沢が道徳経済合一説で時代に合った解釈を示して、その解釈を実践しました。

人間性や共感が強く求められるコレクティブジニアスな時代にも通用する名著だと思ってます。
やはり時代を超えて読まれる古典にはものすごい価値がありますね。明治の知識人の根底には必ず教養があるからなおさら。「論語と算盤」は個人的にはオススメ図書、というより、絶対読んでおくべき教科書のような位置付けだと思っています
何事もバランスです
"孔子は決して、進んで貧乏せよと言っているのではない。正しい道を歩んで得た金や名声や地位ならば、孔子もまた自分から進んで手に入れようと考えたのだ"
驚きました!『論語と算盤』。ちょうど読みたいなと思っていた本です。さすがNewsPicks。このタイムリーさはホント素晴らしい!
孔子曰く「道理に反して金や地位を得るくらいなら、貧しくて卑しいほうがましだ。もし正しい道理に則って得た金や地位なら、それは特に問題はない」と。

ソロバンには道理が必要。虚業に道なし。実業のススメである。
二宮尊徳の「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉も好きです。そう、経済ナシで道徳を言っても、寝言なんですよねー・・・

利益追求と道徳の関係について社会的に関心が向くのは、今の時代の流れの中で必然のように思います。いい流れだと思います。
この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。