【解説】大転換フェイスブック。ザッカーバーグが今、語ったこと

2019/5/2
“I believe the future is private. This is the next chapter for our services."(「プライベートにする機能」が将来の形だと信じている。これが私たちのサービスの次章になる)
現地時間4月30日、米フェイスブックが新サービスやテクノロジーを発表する、恒例の「F8 2019」が今年も開幕した。
基調講演の舞台に姿を見せたマーク・ザッカーバーグCEOが冒頭の約30分にわたって語ったのは、かねてから公表してきた、フェイスブックの「新しい方向性」についてだった。
【図解】今、フェイスブックで起きていること
これまで「世界の人と広くつながる」ことを目指してきたフェイスブックが、「よりプライベートな空間を作る」ことに大きく方針転換したことになる。
そして、その背景には、去年4月、最大8700万人の個人情報流出が発覚したことがある。社会や米政府から、同社が非難の集中砲火を浴びたことは記憶に新しい。
1時間半の講演では、「プライバシー」「情報漏えいを防ぐ暗号化」「安全」といった言葉が幹部らの口からも数十回にわたって繰り返され、この方針に基づいてアプリにも変更が加わった。
世界約24億人のユーザーを抱えるフェイスブック。今、ザッカーバーグが語ったビッグ・ピクチャーを中心に、これだけは押さえておきたい「5つのポイント」を、NewsPicksが現地より徹底リポートする。
①主役は閉じた「グループ」へ
「過去5年で最大の刷新だ」