日本の人手不足から私たちが考え直すべきこと
mi-mollet(ミモレ)
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注目のコメント
むしろシンガポールでなぜ日本と同じ状況にならないのかを考えた方が良いと思います。
利便性や価格で他社を出し抜こうと思ったら日本の状況が当然の帰結に思えるからです。
差分はひとえに労使のパワーバランスに求められるものでもない気がします。
会社を5年ちょっとやってて驚かされるのは、従業員の方から「ちゃんとやった方が良い」という方向性の、仕事を忙しくしかねない提案が上がってくることです。そしてこれを否定するのはなかなか難しい。
民族のポリシーとでも言うのか、ボトムアップの圧力を感じます。
どうやったらこの空気が変わるのかという抽象的なことを本気で考えないといけないのかもしれません。日本の生産性は「主要先進7ヵ国(G7)で最下位」という話はよく聞くと思います。ただ、見方を変えると、現在の水準が低いということは、伸びしろが大きいという見方もできます。
だからこそ、これからの若い人には、「今までのやり方を教える」だけではなく、「今までのやり方からいかに変えるか?」という教育も必要になってきます。例えば10人でやっていたことを5人でやるためにはビジネスモデル自体を変える必要がありますので。
また、AIの進化をネガティブ面だけに着目して議論している余裕はすでになさそうです。ネガティブ面に着目して思考停止するよりも、「どうやったら使いこなせるか」の人材育成を考えた方が生産性が高まると思います。内閣府の「Society 5.0」内に、「経済発展と社会的課題の解決を両立する」ツールとして書かれておりとても参考になります。
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html