台湾脱線事故、日本側に賠償請求 受注先の住友商事に書簡送付
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注目のコメント
台湾高速鉄道は日本の新幹線技術が投入された初の事例として「台湾新幹線」と称されることも多いですが、実情は分岐器はドイツ製、列車無線はフランス製、車両は日本製というように、さながら国際列車のようになっています。開業時の公用語も英語でした。
開業2007年からおおよそ10年が経ち、その装置も風習も馴染んできたと思っていたのでこの事故は個人的にショッキングなニュースでしたが、事故当時から日本への賠償請求のニュースが上がっていたんですね。※
事故に関するコメントは、yamazakiさんのコメントに深く同意。機械に責任転嫁する以前に、その使われ方はどうだったのか究明しない限り議論ができないように思います。
鉄道運転士の経験はないのですが、そもそも運転士がATP(自動列車保安装置)を切る場面ってあるのでしょうか。いろいろと歯がゆいニュース。
※参考 台湾 脱線事故 日本車輌が「設計ミスあった」と発表
https://newspicks.com/news/3429825産経の記事にも書きましたが、今度はコンプレッサですか・・・冗談ではありません。回生制動(モーターを発電機にしてブレーキ力を得て、発生した電気を架線に戻す)の電気の行き場がなくなった結果、何度も空気ブレーキ使って空気がなくなっただけ。車両に関しては全部が仕様通りだと思います。
回生ブレーキと、空気ブレーキを一本のマスコンで電子制御できる最新鋭の車を、電気回路の怪しい古風な線区で走らせていた体制に責任があると考えるのが妥当。日車も住商も無関係と思いますよ。施工管理者の視点からすると、機械の責任に転嫁する時点で安全管理は二流です。
いかに安全な機械を扱っても、扱う側に安全管理の意識が無いと災害が起きます。
日車の設計漏れ、と片付けず、ATPを日常的に切断しても安全運航可能な対策を講じない限り、同様の事故は発生し続けていくでしょう