「個人が会社を買う」事業承継問題から考える新しい資産運用
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買う価値のある会社なのかをしっかりと見極めた方がいいでしょう。ゼロから法人を作る場合も日本でもシンガポールでも資本金はそんなに必要ないですし、法人口座も開きます。
儲かるいい会社ならば売らないでしょうし、売りたいような会社には何らかの事情があると思います。一時期流行った「サラリーマン大家さん」ならぬ、「サラリーマンスモールM&A」ですが、サラリーマン大家さんほど流行らないでしょう。
理由は融資がつきにくいから。前者は不動担保ローンであらゆる銀行が貸付けましたが、後者はローン(買収ファイナンス)を出す金融機関の数が少ない。買収ファイナンスのノウハウがないから。たしかにタダ同然でも良いから譲り渡したい需要はあると思います。儲かっている会社であれば売らないだろう、という固定概念はもはや古いですね。
先日ご相談のあった売却希望者も同様のことを仰っておられました。そして、お金じゃないからこそ人を見て選びたい、とも。
買い手の方が資産運用の一つとして検討している、そう分かったら悲しむんじゃないかなぁ、とも思います。