米ウィーワーク:米当局に非公開でIPOを申請-最初の届け出は12月
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今現在の未上場世界ランキング
1位バイトダンス IPO観測、但しスキャンダル続き軌道修正か
2位 Uber 今月IPO予定
3位 中国Didi
4位 Wework IPO申請済み
という事でしばらく世界未上場トップ2が中国になる可能性大、といった状況。
但しそれらも時間の問題でしょう。健全化してきたなあ、という印象です。
ただしこれら全て大赤字の会社ばかり。このところIPOしているテックスタートアップ系ほぼ全てがそう。
これはパラダイムが変わった、人類の壮大な実験とでも言うべき様相。無論マーケット環境に大きく依存する。これが大きく崩れたら大惨事となり、そして起きない前提で皆振る舞っている。とは言えたしかに米国を中心にファンダメンタルズは怖いほどに底堅くもある。WeWorkは社債発行しており、社債権者向けに基本情報の開示をしている。それによると2018年は売上$1.82bn(+106%)だが、ほぼ同額の$1.93bn(+107%)の純損失。425拠点を構え、海外売上比率が43%とほぼ半分に迫る。1月にSoftbankが$2bnの出資した際のバリュエーションは$47bnなので、売上の25倍。
昨年12月にIPO申請(コンフィデンシャル・ファイリング)済みで、今回追加資料提出したタイミングでその事実を公表した。その意図は何か。不動産企業ではなくテック企業と見られないことには、株式市場で売上の10倍といった時価総額で評価されることは難しい。そして市場が本当に「利益よりも成長」というストーリーを買ってくれるのか。その温度感を知るには、今月のUberのIPOが大きな試金石となると思う。WeWorkは、ハードのみならずソフト価値を売ってると思うんだけど、オフラインのみならずオンラインサービスなど充実させる予定はあるんだろうか、きっとあるんだろうな。
大抵のスタートアップは、オンラインからはじめてオフラインに行くけど(アマゾンのwhole food買収とか、テンセントのMobike投資とか)WeWorkがやったら、逆ベクトルだから楽しみ。
今度、西日本方面でWeWorkで働く機会がありそうで、それも楽しみ。(^^)