解雇通知書も自動作成、アマゾン倉庫の驚きの生産性管理システム
コメント
注目のコメント
その昔、私がアメリカで働いていた20世紀も終わりのころ、某アメリカの弁護士さんに「(争いに弱くてカネが取り易い日本の企業を)解雇された人の職種と仕事、人種、年齢、性別等を諸々入力すると、コンピューターが自動的に雇い主に送り付けるレターを作ってくれる。私は正しい経理処理をして上司に報告したのに、私が高齢の○○であることが日頃から気に入らない上司が不当な指示をして~~、といった調子です。なに、事実であるかどうかなんて大した問題じゃありません。注意されたけどそれは私が間違っていて、と本人が言おうとも、いや、あなたは正しいと思ってやったことでしょう、と畳みかけ、コンピューターに合わせてストーリーを作ってしまう。そうしたことが起きると覚悟しておきなさい。厄介ですが、驚くに当たりません」とアドバイスされたことがありました。
成功報酬の弁護士さんが、コンピューターの助けを借りて、安いコストで合理的に手数料を得る機会を作るんです。そんなことがシステム化されているのかと驚いたけれど、入力すべきデーターをAIが自動的に作ってくれるなら、米系企業が解雇通知をコンピューターに作らせるという発想も分かります。合理的と言えば合理的だけど、なんだか釈然としないなぁ (・.・;
いや、化石のオッサンの戯言で、AI、ロボット、IoT、ビッグデータといったものが相俟って、時代は動いているのだと承知はしています σ(^^;サボりがちな従業員はなぜサボるのか。
やる気のない従業員はなぜやる気がないのか。
こういうところを放ったらかしにしていると、
帰属意識の低い組織が出来上がる。
生産性を追求すると、本質的なものがどんどん失われていく。
対話がなくなる。
未来や夢を語らなくなり、将来性を評価しなくなる。
定量的なものと、過去の実績だけで人を判断するようになる。
目に見える表面的なものだけでしか物事が見えなくなる。
これは前時代的な意見かもしれない。
でも生産性を求め続けた先には、
生産性を下げて人間味を大事にしようっていう流れが絶対に来る。
しかも、おそらくアマゾンみたいに生産性を上げ続けた企業が最初に生産性を下げようと言い出す。日本では働き方改革で、残業減らせだの休み増やせだのばかりが議論されてますが、生産性の議論をしないことには、日本は滅ぶんじゃないだろうか?
欧米じや、生産性が上がらないと、残業どころか、ずっと休ませてもらえるようです。