【未知】あなたは宇宙に行くと「4歳児」に逆戻りする
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注目のコメント
補給物資の決定プロセスの話、とても面白いです。
ハッと気付かせるような問いかけができるかどうか。
なおさら極限状態で。
「そう指摘すると、インド人は、ハッとした表情で自分の主張の矛盾に気がつき、なんとかその場は収まりました」
柳橋さんのコメントにありますが、「宇宙兄弟」に出てくる「宇宙の話をしよう」はまさにこれですね。プロダクトの開発も一刻を争う&やってみないと価値があるかわからない産業であるベンチャーはアジャイルに、2週間などの単位で優先度を決めて、まずはプロトタイプを作ってみよう、競合にあわせてこの機能の優先度を上げよう、といった動きになりやすい。
リリースしてからのKPIを見て日々改善することはスピード感ある一方、数値に支配されすぎて短期志向になりがち。
サウナや瞑想が流行ってるけど、自分と客観的に向き合う力、どんなコンディションでも平常心を保てる精神力は、ベースとしてより大切な時代になってきてると思います。村上さんの数々の極地の経験から「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉さんも参考にしたと言われています。実際に、主人公・六太の名ゼリフ「宇宙の話をしよう」は、村上さんが模擬実験のミッションで発した言葉でもあります。
陽の当たらない、狭い空間で人間が過ごすとどうなるのか。これは想像を超えるものであり、とても壮絶で面白いです。今ではこの環境を模倣して、企業の新人研修やマネジメント研修などに使われたりしています。
自分に宇宙なんて遠い話だと思いましたが、究極、宇宙でも地球でも、他人と密接に関わっていかなければならないのは同じことなので、今回の村上さんのお話は参考になると思います。
誰でも宇宙に行ける時代だからこそ、今本当に必要な議論を今後していかなければならないと思います。