【ロバート秋山】天才お笑い芸人が「新時代」に考えていること

2019/5/2
とにかくたくさんの人を笑わせたい──。
いつの時代だって、お笑い芸人の目標は明確だ。ただ、その表現方法は時代やテクノロジーの進化とともに、大きく移り変わっている。
その変化に対応し、常に新しいフォーマットを生み出し続けているのが、3人組お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次だ。
テレビでのコントはもちろん、近年ではウェブCMやYouTubeなどのデジタルコンテンツでも独特のキャラクターを演じ、存在感を示している。
常に変化を楽しみながら平成を駆け抜けた秋山は、新時代にどんな笑いを届けるのか。NewsPicksは独占インタビューで、今まで語られることのなかった、「芸人・秋山竜次」の本質に迫った。
秋山竜次(あきやま・りゅうじ)/1978年8月15日、福岡県生まれ。1998年にNSC東京校に4期生として入所。山本博、馬場裕之と共に3人組トリオのロバートを結成しボケを担当。近年は舞台やテレビのみならず、ウェブでのコンテンツ制作にも力を入れる

「平成」でコンテンツが激変

── 我々、経済メディアなのですが、本日は秋山さんの視点から令和を語っていただきたく…。
経済メディア系の取材ですか。正直、僕はいつも経済を動かす一流ビジネスパーソンをネタにしちゃってる部分もあるので。
実際のところ、やりにくいです(笑)。
── そこを何とか…(笑)。いよいよ令和に変わりますね!(インタビューは4月下旬に実施)
令和に変わり。そうですねぇ、そんな令和になったからって、お笑いの世界がいきなり変わるってことはないでしょうね。
でもまず、令和をネタにしたボケはあるでしょうね。令和ボケ。1カ月くらいはそれが続いて、すぐに落ち着くんじゃないですか。
── コンテンツの出し方は、この数年で激変しましたよね。
ほんとに変わりましたね。だからもう令和でしょう。どうなっちゃうんだろう。