インテル、4-6月と19年通期の売上高見通し引き下げ-株価下落
Bloomberg.com
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iPhone向けモデムチップから撤退というのはインテルにとって英断だったのかもしれませんが、クラウドサーバー向けCPUは話がまったく別。インテルの根幹のビジネスですから、この分野の1-3月期の売上高が前年同期比で6.3%も下落したというのは、懸念材料ですね。2018年の伸びが大きすぎた反動もあるのでしょうけれど、グローバル経済の先行きが不透明になってきているのも影響大と思われます。クラウドのニーズは中長期的にはまだまだ拡大が見込まれますから、この分野で確固たるシェアを誇るインテル製チップの需要もいずれ反転するでしょうが、1月に代わったばかりのボブ・スワンCEOとしては当面、頭が痛いかもしれません。
データセンター回りが気になる。
Intelは微細化が思ったようにいかず、コンシューマ向けもサーバー向けもまだ14nmのはず。Ice Lakeというい新しいアーキテクチャをPC向けで今年、Xeonで来年投入予定(①)。これまでにサーバーはほとんどIntelが独占していたはずだが、AMDとの競争がどうなっているか、また新しいのが出てくるまでのDC投資の状況は、メモリ中心に半導体市況全体に影響してくる(②)。
①https://tech.nikkeibp.co.jp/it/atclact/active/18/030100084/030100002/
②https://newspicks.com/news/3843620