ゴーン前会長 保釈金5億円納付 検察は保釈に反対し準抗告
NHKニュース
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注目のコメント
これはすごいこと。
黙秘権を行使しているゴーン氏の保釈を認めたという点で。
私の知る限り、裁判所は、特に捜査段階で黙秘している被告人については、その主張が明らかになるまでは保釈を認めなかった。
もちろん弁護人の力もあり、また、ゴーン氏が前回保釈時に、裁判所が証拠隠滅等を疑うような行為を一切していなかったのであろうこともあるとは思うが、とにかくこれは、同じように黙秘をしている被疑者にとっても明るいニュースとなり得る。
裁判所が別の事件でも同じように判断してさえくれれば、ということだが。既に一度、保釈が認められた身。
弁護側としても、勝算のある戦いだったでしょう。
他方、検察側は、キャロルさん(ゴーンさんの奥様)が事件の関係者と接触した可能性があると主張して、ゴーンさんを保釈した場合、キャロルさんを通じて関係者と口裏合わせする恐れがあるなどと反対意見(前に保釈が認められた時とは状況が変わっている!ということ)を出していたらしいですが、根拠に乏しい主張ですので、準抗告も認められないでしょう。
なお、「裁判所は、どうせ保釈を認めるなら、なぜ再逮捕・再勾留を認めたんだ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、起訴前勾留と起訴後勾留の違いに加えて、まあ、実質的には、そういうダブルチェックが働くこと自体は、良いことなのかもしれません。