【直撃】アリペイ普及の鍵を分析した、LINEの「次なる秘策」

2019/4/26
500円玉を週1回積み立てるだけで、投資ができる──。
2019年4月25日、LINEが新たな「投資体験」の提供を始めた。「ワンコイン投資」と呼ばれるサービスだ。
LINE上で買える金融商品を巡っては、2018年10月からオンライン証券会社「フォリオ」と組んで、テーマに沿った日本株10銘柄を10万円程度から購入できる「テーマ投資」を提供している。
しかし、カジュアルに投資を始めてみたい初心者にとって「いきなり10万円」のハードルは高く、目標としていた口座数に及ばないという壁にぶつかる。
試行錯誤の末、今回始めたのが「ワンコイン投資」というわけだ。その背景には、実は中国アリババグループの決済アプリ「アリペイ」が爆発的に普及した理由について、独自に分析して得られたヒントが隠されている。
NewsPicks編集部は、この新しい投資体験を開発したフォリオの甲斐真一郎社長と、LINEスマート投資の大田雄介氏を直撃。
銀行預金が大好きな日本人にも、気軽な投資を根付かせることはできるか。その野望を聞いた。

なぜ「ワンコイン投資」なのか?