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被害者のご主人の代理人が、よく存じ上げている弁護士で、この会見のお手伝いをしたので、会見の場に居合わせました。
ご主人のおっしゃるとおり、写真を公表し会見までしたのは、このような事故は起きないように対策することができるのに、みんなが意識すれば防げるのに、それができていないことに対するやるせない思いからなのだと思います。

あと、代理人弁護士も言ってましたが、マスコミの方々、事件当日に被害者を特定するのはいいのですが、その日の夜に、被害者の自宅に押しかけ、何が起こったかも受け止められていない遺族に話を聞こうなどと言うことはできるはずがなく、遺族の方を混乱させるだけということを考慮していただきたい。
しかも今回は、この会見以前に、公表しないと約束したものを公表し、約束を破ったマスコミが複数ありました。

なお、運転手が逮捕されないのは、かなりの高齢で自身がけがをしていて、逃亡のおそれも証拠隠滅のおそれもないからです。また、身柄事件は捜査にタイムリミットがあるので、きちんと運転手の取調べができない状態で逮捕すると、捜査に支障が出るということもあります。
なので、逮捕されないことを批判しているのは的外れということは申し上げておきます。誤解のないよう。
私は兄(当時20歳で私は18歳でした)を交通事故で亡くしています。

まだ未成年だったこともあり、母を精神的に支えることしか頭になく、正直言って加害者を恨む余裕もありませんでした。しかし、後で聞いたら、母はやはり恨んでいたようですね。自分の子供が、と考えたら、そういうものかもと感じます。

事故で残された家族の心情は当人にしか分からないことも多く、おそらく「そっとしておいてほしい」というのが本当のところでしょう。勇気を持って会見されたこの方の勇気は素晴らしいと思いますが、どうか周りの人は見守ってあげてほしいと思います。
本当なら、人とは接したくはないであろう心情だろうに。まだまだ事実を受け入れられないであろうに。コメントを発表し、写真を公開し、そして記者会見まで。すごいと思います。
もちろん、当人の心情を完全に察することはできませんが、加害者うんぬんよりこのままだと奥さんも娘さんもただかわいそうで終わってしまう。奥さんは31年、娘さんはわずか3年の生涯。せめてこれから先、この事故を契機にこうして事故にあう人が、また悲しい想いをする人が少なくなれば、この最愛の二人を奪った事故も、二人の人生も意味のあるものになる。うまく言えないけど、そういう一心なんだと思います。
告別式直後の会見。
ご本人も言われている通り「絶望の中での言葉」だったでしょう。
「悔しくて悔しくて仕方がありません」本当にその通りでしょう。
にも関わらず、松永さんが会見をした意味を私たちは胆に銘じるべきです。
高齢者に限らず、車を運転するすべての人が。
まったく同意。

少しでも運転に不安がある人は、車を運転しないという選択肢を考えてほしい。また、周囲の方も本人に働きかけてほしい。家族の中に運転に不安がある方がいるならば、いま一度家族内で考えてほしい。それが世の中に広がれば、交通事故による犠牲者を減らせるかもしれない。
告別式の直後に記者会見を開いた、妻子を亡くした方の言葉は辛すぎて聞けないです。

ただただ泣きたいだけなはず。
家の中で、亡くなったお二人が生きていた時の痕跡が無くなる前に、その痕跡に寄り添いたいはず。
慰める言葉は、本当に当人達をよく知っていた人がすべきことで、関係ない私達の言葉など慰めにならないはず。

私は、この方が、この記者会見故に、必要以上に加害者に対する悪意が増長して、これから余計に辛くならないことを願います。