「設計事務所は儲からない!」30歳で建設コンサルから独立した設計士からの忠告
コメント
注目のコメント
この記事では「設計士」とありますが、土木設計事務所なのですね(なぜか図面が建築ですが)。
建築設計事務所と土木設計事務所とでは、また状況が違うと思います。
僕は建築設計事務所な訳ですが、何度もコメントしていますが儲かってません(でも忙しい…)。
https://newspicks.com/news/3246812?ref=user_110042
でも辞めないのは、記事内の「コレしかやったことがないから」ではなく、「やりたいことがあるから」かなぁ。
家族の皆さま、ごめんなさい。
追記
ちなみに建築士は、建築士事務所の登録を受けずに、他人の求めに応じ報酬を得て、設計等の業務をやっちゃだめ(建築士法第23条の10第1項)。夢も希望もない話
学生時代には憧れの職業でしたけどね。
記事に対して一つ提案するのは「副業」です。企業に所属しながら副業で事務所を開設するのはいかがでしょう?
妻が少しこれに近いですが、収入のアテを複数持つという意味でも有効ですよね。問題化は企業が許すか?ですが、私は必ず企業側にもメリットが大きいと思います。
己で仕事が自己完結を出来ない社員はある意味寄生虫ですからね。自ら社外で成長してくれるなる万々歳では?本記事はかなり切実で現実的な話です。
ひとつは、建築、土木設計士という単体の仕事のポジションが、そもそも儲かる構造の位置にないということです。
全体のプロジェクトファイナンスのなかで、各費用を算出する際、設計士の費用は、その中の何%まで払えるかを精査されます。
設計、工事請負の両方を生業にしていれば、設計費用を安く叩かれても、工事費用で利益を回収すれば事足りるのですが、
設計士としてのみの仕事請負となると、明確に利益幅に限界がある(大きくは儲けることができない)のです。
その中で、業務量が多いこともあり、薄利多売商売も難しいため、全体収益に限度があります。
私も元々、建築の設計士を目指しておりましたが、その構造を理解してから、考え方もいろいろと変わった思い出があります。
(自己ブランディングする、自分にしか提供できない武器を手にするなどで、その構造から抜け出している方々も多くいらっしゃるのも事実です。私には難しいと思い離脱してしまいましたが。。。)
ただし、設計士には、設計士にしかできない仕事がたくさんあり、ゼロベースから全体の計画を考えられるという、他にはない職業の楽しさもあります。
そういった仕事がお好きな方には、非常にオススメされるお仕事ではあると思います。