5台に4台は載っている。謎の巨大サプライヤーが持つモビリティへの影響力
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ボッシュ、コンチ、デンソー。これらが世界を牽引する3大ティア1自動車部品メーカーだ。コンチはタイヤを基盤にコーナーモジュールから始まり、今や曲がる止まるを車両単位で統合制御するソフトウェア技術ではデンソーも凌駕できるところに来ている。戦略性と経営スピードには特出したものがある。特に、ソフト大手のエレクトビット車載ソフト事業買収はコンチの可能性を飛躍的に向上させた。 国内デンソーはソフトウェアで若干出遅れたことは否めず、現在猛追しているところ。
クルマに起こるデジタル革命(いわゆるCASEやMaaS)ではOEMとティア1サプライヤーの関係性が変わる。より対等な力関係となり、サプライヤーはサプライヤーでなくなる。デジタルxクローズの領域、デジタルxオープンの領域で、革命推進のイネーブラーでありプラットフォーマーとなる。それを高次元で実現できるのは、ボッシュ、コンチ、デンソーの3大メーカーとなるだろう。国内サプライヤーの将来課題は極めて大きい。コンチネンタルといえば元々タイヤで有名でしたが、2000年代以降、100社を超えるM&Aによりエレクトロニクス領域を強化してきた会社です。タイヤ部門でしっかりと収益を確保しつつ、成長領域への投資を大胆に行えている印象です。
自動運転に必要となるセンサー技術やソフト開発力は買収により獲得しつつ、元々強みのあったタイヤやシャシー系と組み合わせて統合制御システムを開発できるのは大きな強みです。先日はボッシュジャパンの特集があったかと思えば、今回はコンチネンタルジャパン。
次は、ZFジャパンでしょうか。
一般消費者にとってはタイヤで有名なコンチネンタル社ですが、
タイヤと電子制御部品は別法人です。
タイヤは、自動車部品の中で唯一路面に力を伝える部品なので、
安全装置を包括的に開発するにあたり、タイヤ事業を持っている会社は強いと思います。
数あるサプライヤの中でも、タイヤ事業を持っているのはコンチネンタルくらいじゃないでしょうか。