英国、ファーウェイに5G参入許可へ 制限付きで=現地紙
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基本方針は5 eyes (米、英、加、豪、ニュージーランド)で協調するのでは。
また、ソースコード公開=サイバーセキュリティ確保ではない。さらに、英国のサイバーセキュリティ機関の運営にファーウェイが関与しているのも、利害関係がどう整理されているのか、気になるところ。英国が「参入許可」に舵を切ったのは、ファーウェイがすべての
「ソースコード(プログラムの設計図)」の公開に応じたからです。
<英サイバーセキュリティーセンター(NCSC)トップのキアラン・マーチン氏は2月20日、「ファーウェイ製品を使用するリスクは制御可能であり、不正行為を示す証拠はこれまでのところない」と指摘。この発言を契機にEUは5Gをめぐるファーウェイ排除の見送りに大きく傾いた。EUは3月26日新たな勧告を発表、各国が5Gを巡る安全保障上のリスク管理を強化する一方、特定の通信機器ベンダーを排除しないことを表明。
その背景について、ファーウェイの関係者は語る。
「実は英国にソースコード(プログラムの設計図)をすべて公開しました。サイバーセキュリティーのトップが『我々はコントロールできる』と述べたのは、公開したソースコードを徹底的に解析した結果だと思います。同じソースコードはドイツ、ベルギーにも開示しました。我々のセキュリティーはとても厳しく、30年間一度もトラブルはありませんでした」>
もちろん、ファーウェイ側の主張=「ソースコード全公開」を鵜呑みにできませんが……
FACTA最新号(4月20日発売)より
☆企業探究「ファーウェイ」
米国が目の敵にする 「中華の為」(華為)は桁外れの先進企業。5G普及のカギを握る研究開発部隊が陣取る深圳を訪ねた。
https://facta.co.jp/article/201905027.html品質・コストに加えて、EU離脱の英国が中国との距離を保つことは不思議ではないので、特に驚きはないのですが、では採用が可能となるネットワークの非中核部分とはどう定義するのか、どの程度のビジネス規模なのか大変気になります。
同盟国である米国の反応も大いに気になりますね。