ドイツ銀とUBSの資産運用部門、「真剣」な合併協議-FT紙
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Deutsche Bankのアセマネ部門のDWS回りも、UBSの資産運用部門も、色々定まらずにこれまでも色々報道が出てきた。
DWSは2018年に上場をした(日生が5%出資の大株主)が、先日はAlianzとの統合も報道された(①)。
今回はUBSが買うのではなく、UBSの資産運用部門(UBSはプライベートバンク部門がグループ全体の中でも一番のメインで、そっちではなく普通のアセマネのほう)。UBSの資産運用部門も買収や合併による規模追求を検討と昨年10月に報道があった(②)。
ただDWSの時価総額は1兆円ほどだし、UBSの資産運用部門は買うとしても安東さんがコメントされているAUMや利益額(約500億円)を考えると1兆円はプレミアム含めて超えてきそう。ファイナンシングをどうするのだろうか。
①https://newspicks.com/news/3754117
②https://newspicks.com/news/3423910商業銀行部門・投資銀行部門で苦戦するドイツ銀行。コメルツ銀行との合併交渉について報道が続いていましたが、並行して資産運用部門を切り離し、資本強化を進める(事になると解釈しています)ような話も出ていました。
しかし、今回の話はUBSの資産運用部門を引き取るという話です。おそらく、合併後に上場させるという筋書きと推測します。
MUFGは欧州の資産運用部門を買収対象にあげていたはずですが、どう動くでしょう。“真剣に”数ヶ月協議していたら、関係者は迂闊にFTに話しできないと思うのですが…
ドイツ銀行の話しはゴーン氏ほどではないですが、関係者の話しがよく出てきますね。