三井住友銀、行員「ノルマ」廃止 個人営業で

コメント

注目のコメント

• 大関 暁夫

  元銀行支店長 企業アナリスト

  ・2019年04月23日

  「例えば、顧客が株式投信を保有し続け、株価の上昇に伴って残高が増えたことを評価する」とありますが、あくまで一例であってその趣旨は「顧客の資産を増やす→顧客の預かり資産を増やす」ですから、要するに「他金融機関からの預け替えで獲得せよ」と言うこと。ノルマ廃止というのは当たらないと思いますし、言葉ほど大きな変化が期待できるのか疑問です。銀行の文化を変えないことには何も変わらない、個人的にはそう思います。あらゆる計数はKPIとして使用するにとどめて、もっと「人を育てた」とか「お客様のことを考えた支店運営をした」、という定性評価ができる組織にならなくてはいけないと思いますし、それができない銀行に未来はないと思います。
• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2019年04月23日

  金融庁の昨今の銀行に対する姿勢を考えると、顧客にリスクと負わせて手数料だけをリスクフリーで稼ぐというビジネススタイルを続けることは難しそうですね。
  　しかし今後は何で収入を増やすのか。事業承継と遺言あたりはすでに頑張っているでしょうし。決算発表でどのような方針が示されるのか、気になりますね。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2019年04月23日

  かつて、◯◯銀行が通った後にはぺんぺん草も生えぬ、と揶揄された銀行に勤務した一人です。個人ごとに割り振る「ノルマ」の達成度合いが、どの程度個人 の評価に効いていたかは疑問です。評価は別のところで決まっていたように思わないでもありません。ノルマを排する努力は是とするものの、次の一手が気になります。