両陛下が昭和天皇陵を参拝 退位を報告
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明治維新で一世一元制になってからは、もちろん初めての退位の報告になります。以下は保阪正康さんのコラムからの受け売りです。
明治天皇の父孝明天皇は、14歳で即位し、在位期間はおよそ21年間でした。その間に元号は弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応と目まぐるしく変わっています。そして、孝明天皇は尊王攘夷を貫いた天皇でした。
明治天皇は一転、開国の天皇になります。即位の後に、枕辺に父孝明天皇が立つとおびえたのは、開国を宣言したからだと言われています。この100数十年にして初めて祝賀の中で行われる今回の譲位です。よかったと思います。200年ぶりの退位がいよいよ近づいてきました。陛下が、昭和天皇にどのように報告されたのか興味深いです。また、明治天皇や大正天皇の陵墓には、退位後に訪問されるのは、単にスケジュールの都合の問題なのか気になるところです。