ルノー、日産に統合再提案 日産は拒否へ
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別にルノーの肩を持つわけではないですが、自身が筆頭株主の事実上の子会社で、ここまでコンプライアンスが機能していなかったということを知ったわけですから、経営統合をして完全コントロールをしようとすることは自然な発想だと思います。
日産がゴーン氏を追い出した後の戦略的シナリオを描いていれば、これからバチバチやって対抗案を出して、ルノーに対抗案を認めさせるしかありません。
それは、経営統合しない方が、大株主のルノーにとって得策だと認めざるおえない案である必要があります。
西川さんの腕の見せ所ではないでしょうか?記事では具体的スキーム・条件がわからないので確たる見解はありませんが、(クールに聞こえるかもしれませんが)この話は純経済的損得の話であり、ルノーがルノー以外の日産株主に好ましい条件を提示したのであればそれを拒む理由は株主も経営陣もないはずです。日産のガバナンスが新体制に移行した時、経済条件を検討して粛々と結論が出ると予想しますし、そうであることを期待します。
今月中旬ってここ1-2週間の話。臨時株主総会でゴーン氏が解任されたのが4/8(①)で、その直後ということだろうか。そして4/12に3社連合の初会合がパリのRenault本社で開かれた(②)。また4/15にはスナール会長がラジオインタビューで『日産の前会長カルロス・ゴーン容疑者に権限が集中していた時期に比べ、より対等に機能しているとの認識を示した』(③)。
ちょうど4/14に統合議論に日本政府関与かという仏紙の報道があった(④)が、ここらへんの駆け引きもあったのだろうか。
①https://newspicks.com/news/3806588
②https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041201216&g=eco
③https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041500926&g=eco
④https://newspicks.com/news/3823677