カーナビやネット配信用の電子地図を主軸に、地図情報を提供。住宅地図で唯一全国展開。欧州、北米、アジアに海外拠点。自動車向けITS関連や住宅地図データベースを活用したGIS関連の事業が拡大。
時価総額
501 億円
業績
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地図に絡んだいろんなビジネスをされています。地図を作るためだけに調査員を派遣しているわけではない。
https://www.zenrin.co.jp/product/index.html
一軒一軒の名前が入った、ゼンリンの地図帳
があった。
子供の頃それをめくって飽きずに見ていた事を
思い出す。
グーグル登場で、根本からこれが変わったのかと
思いきやである。
いつかこれが、テクノロジーに置き換わる時代が
来るのであろうか?
そこで思いついたのは、ゼンリンの過去の蓄積を
データが出来ないか?である。
まるでタイムマシンの様に。
「ゼンリンでは数年に一度、地図の改訂を行ないます。その改訂にむけて、毎日、全国に約1000人いる調査員が一軒、一軒、6時間以上、歩いて地図を書いているのです。山の中でもそこに道があれば歩いて行きます。日本は狭い道が多いのですが、『両手が広げられる』という条件を満たしていれば、歩道としてカウントし、地図に記入します。」
初めての道をでたらめに歩く(マラソンする)のが好きな僕は、地図アプリを頼りにしつつ、自分の目で見て、新しい発見があるのを楽しみにしています。もっともっと「SNS的」になればいいのにと思いつつ、歴史的な何かを見つけると、一人でほくそ笑んだりしています。ゼンリンの方々は、こんなことを仕事として日々やっているのですね。Googleがいずれ「SNS的」なことを強化しそうな気がするので、ゼンリンは地図に主観的な解説を持ち込んでもいいのでは。「AIの時代」になると、人が担うビジネスだからこその、視点・感情・個性・気遣いなどが焦点になってくると予想します。
実際Googleさんは人を派遣して位置情報の実チェック、店舗有無などのチェックなどもする為、スマホからのデータだけではない。また今は地図の正確性に劣るとしても、すぐにデータは補完されていくし、衛星画像の精度が上がれば細かな道など迄把握する事が容易になる。その様な環境となれば、人を介する手法よりも圧倒的に精度もスピード(生産性)も上がり、太刀打ち出来なくなってしまう。
今はまだアドバンテージがある状況の内に二、三手先を読み、GAFA系とは正面衝突せずに事業展開していく事が、今様々な企業に求められている様に思います。戦ったらやはり勝てないので、ぶつからずに並走出来る方法を。