[東京 18日 ロイター] - 麻生太郎財務相は25日からワシントンを訪問し、ムニューシン米財務長官と会談する方向で調整している。関係筋が18日に明らかにした。

26日に日米首脳会談が行われることが決まり、同じ時期に財務相会談が設定されれば、日米通商交渉で米側が求めるとみられる為替条項の取り扱いについても話し合われる可能性があるという。

ムニューシン財務長官は13日、日米通商交渉で合意された際に結ばれる協定の中に、為替操作を防ぐための条項盛り込みを目指す考えを示した。

また、米通商代表部(USTR)は、昨年末に公表した対日要求項目に為替条項を明記している。