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死の定義変わるか 死後も脳の一部機能回復 ブタで実験

NHKニュース
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    TAZ Inc. 代表取締役社長

    これはすごい。死後脳の細胞に酸素と栄養素を供給することで脳がまだ機能するかもしれないという昨日Nature掲載の論文。
    論文はこちら。
    https://www.nature.com/articles/s41586-019-1099-1?fbclid=IwAR1bweC9ul3kJ8_vF-qzB8UunWZMcphVTdS68ah7nMnM7rnS1IE47Wg_AGE


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    タイトルへの答えは、この研究を根拠に変わることはない、で良いと思います。

    日本では、いわゆる三兆候説に従って、心停止、呼吸停止、瞳孔反射の消失の3つを持って死亡と診断しています。脳の神経細胞の一部が一定時間機能を維持できる可能性があっても、心臓による循環の維持、呼吸による酸素の取り込みの維持ができませんので、遅かれ早かれ細胞死に至ります。すなわち、死の定義は全く別次元の話で、今回の研究がそれに影響を与えることは考えられません。

    この研究の新規性は、一般に脳の神経細胞は5分程度の血流途絶により細胞死を迎えるとされていますが、長く生存する神経細胞も存在する、ということを細胞を直接観察して示唆した点です。だからといって細胞死を迎えない、ということではありません。特に障害を受けた後にも再生すると他の研究から示唆されている海馬と呼ばれる領域でそういった現象が観察されていることは、海馬と記憶に関する研究をさらに推進する下支えになるかもしれません。

    脳の神経細胞といっても一律同じではなく長期生存する可能性を丁寧に証明したという大きな意義がありますが、あくまで基礎研究ですから、記事のようにそこから拡大解釈できるほどの意義を持たせることはできません。実地の診療に繋げるとすれば、人間でも、脳梗塞発症の際に、ペナンブラ、血流が途絶えたにも関わらず遅れて回復してくる領域があることが知られており、このペナンブラに新たな理由、機序を付加してくれる可能性があります。


  • サイエンスライター

    これだけで死の定義が変わるとは少し考えにくいです(そもそも死の定義はあってないようなものです。あるのは「医師が死亡したと判断した時間」だけです)。

    今回はごく一部の神経細胞で代謝が見られたとのことですが、現在でも「死んだ人のヒゲが伸びた」と言われるように細胞レベルでは活動が続いていることが知られています。

    わずかな活動が観察できたとしても、それが脆弱で、かつ急速に減衰するのであれば、死の定義が変わるほどではありません。

    緊急事態における脳機能の低下防止には役立ちそうな研究成果ですが。


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