ネットフリックスに死角はあるか?コンテンツへの巨額支出と組合問題
コメント
注目のコメント
Netflixが不当に制作費をつり上げてると誤解して欲しくないので意見しますが、制作者と非常に真っ当なやり取りを経て対価を支払っております。けっして湯水のようにばら撒いていることはなく、適正なプロセスを重んじてますね。
むしろ日本のテレビ局のアニメ制作費は安すぎで、制作者の人件費に大きな影響をあたえてます。それでも作品を世に出す選択肢がテレビか映画館しかなかったので、制作者は泣く泣く少ない予算の中で制作してたと思います。
今はNetflixやAmazonのように、適正な制作費の対価を支払った上で配信ビジネスをするプレイヤーが出てきました。
制作者にとって選択肢が増えたことは、とても良い流れかと思います。これに加え、中国でもTencent動画やiQIYIなどによる争いがあり、日本のアニメを中心とするコンテンツ価格は過去3、4年かなり釣り上がってます。
最近は競争も落ち着いてきましたが、クリエイターや制作会社と直接交渉を好む海外プレイヤーの勃興は、既存のメディアを中心とする日本のコンテンツ産業の構造を今後も大きく変えるでしょう。日本でもNetflixとAmazonがアニメの購入価格をすごい勢いで釣り上げたのは有名な話。ただし支払いは分割にされるらしい。それなのにフリーキャッシュフローのマイナスが毎年増加している。こういうのを自転車操業と言うんじゃなかったっけ。このコンテンツ調達合戦にディズニーも加わるとすると、コスト増要因になるよなぁ。