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特に大きな意思決定をする際、または意思決定に関わる人数が多ければ多いほど、「直感」で物事を判断することは難しいです。
一般的に中間管理職の方々は(私も含め)、「経営陣が意思決定できるようにとにかくデータや結果などのファクトを出せ」と言われるはずです。
物事に直接的に対峙している当人にしか分からない感覚的なものを、どのようにファクト化していけばいいのか、また、溢れる大量の情報の中から何を重要な材料として判断していけばいいのか。
情報の本質を見抜く力は全てのビジネスマンに必要な能力だと思います。
「ラストストロー現象」
重い荷物を背負ったラクダにワラ1本乗せてそのラクダが倒れてしまった時、その真因はワラではなく、重い荷物にある。
目先の現象に囚われず、真因を見極める目を持つことが大切との教え。注意しましょう。
潜在能力とかやる気とか協調性とかストレス耐性とか数値化されないものを総合した上司の主観的な評価が主流だった日本の人事考課が、成果主義や目標管理の導入で数値化された項目を総合した客観評価で行われるようになって、却って違和感が増した、というよく聞く悩みに繋がって面白く読みました。
物事を数値化するには、数値化の対象項目を決めなければなりません。数値化した瞬間、項目と項目の間にある多くの要素が評価の対象から落ちて行く。個々に見れば最高の基準を満たす部品を集めて自動車を作ったけど、何か乗り心地が悪い。自動車の心地良さは完成品を走らせた人の実感の方が往々にして正確で、個々の部品の評価の集積では分からない、といったイメージです。総合的な実感には、部品と部品の相性や繋がりといった、数値化されない多くの要素が含まれるから当然です。数値にのみ頼らず、自分の実感、その事象を良く知る他人の実感、その背景にある定性的な要素、といったものを総合的に捉えることの重要さを改めて感じさせてくれました (^^;
これは課題分析を行う対人援助専門職のアセスメント教育についても応用が出来る良記事だと思います。
例えば、一般の健常者からすると理解し難い言動として見える認知症の方の行動心理症状。この背景には様々なラクダの積荷があり、最後のラストストローで背骨が折れた時、周りの人は認知症の人の“困った”言動に手を焼くという。
困った言動に目を向けるのが対処療法。積荷を下ろすお手伝いをするのが根本療法だったりする。
いずれにせよ、ラストストロー現象は様々な課題分析とメカニズム解明の思考を身につける上で重要だと思いました。
かなり前だけど、目標設定してその達成率をダイレクトに賞与の評価に結び向けていたことがあった。結果として、簡単な目標を設定するようになったり、目標以外の事はやりたくない、という声が出てきたりと弊害が目につくようになった。結果として目標設定は未だにあるけど、賞与自体をなくして評価との関連性を弱めるように制度そのものを見直す事になった。一方でだからと言って結果へのこだわりを無くすのも良くない。この辺りはまさにバランスとコミュニケーションだなー。

『表面上の「結果」や「データ」しか見ずに物事を判断するのは非常に危険だ。』
Sasakiさん執筆の良記事。ここで紹介されている「ラストストロー現象」は人の表層をなぞってわかった気になるどうしても抜けない癖を端的に表していますね。そういう癖があるものだと少なくとも認識しておくことは、たとえばある一人では実行し得ない成果について自らがすべて成し遂げたかのような宣伝を過大評価せずに済む等、有用なことが多いように思います。
初めて聞いた表現。でも確かに、色んな事が積み重なって最後にほんの些細な事でプツンといってしまう感覚は分かる。

引用
ラストストロー現象というものがある。
“The last straw breaks the camel’s back.”が語源で、直訳すると「最後の藁1本がラクダの背骨を折る」という意味となる。「我慢の限界」を説明する際によく使われる英語圏の表現である。
ラクダにはすでに荷物が積めるだけ積まれており、その状況でかろうじて立っている状態を想像してほしい。そして、その状態が藁1本ほどの些細なものをきっかけに崩壊してしまう様子を表している。
これから派生した「ラストストロー現象」は、出来事のきっかけとは異なった真因が別にある場合のメカニズムを表す。
引用終わり
ラストストローを疑いことの重要性がよくわかります。直近の現象に目が行きがちですが、ある事象が起きた要因はそこにはないことが多い。

平準化アプローチの例としてドイツ銀行が挙げられています。ここまで悪化した要因は、十数年も前からのアナーキー状態が生んだものでした。

スピードに押されて表面的なところしか見ていない今日この頃の自分を戒めました。
「ラストストロー現象」という言葉をはじめて耳にしました。内容はたいへん納得できるもので、私たちが目に見えるものにいかに「反応的」になっていたかを思い知らされます。

システム思考でいうところの「氷山モデル」ではないですが、目に見える山の地下にはその何倍もの山が隠れていて、そこが侵食されていても気がつかないことがたくさんあります。

目に見えるものしか見ない、見たくないものは見ない…。
人間の心理や特性が、誤解や曲解を生み出しているのですね。

この意見すら表面解釈の極みかもしれませんが…。
ラストストロー。確かに多くのインタビューで成功の要因や失敗の要因は追求されるけど、要因は一つではないし、複雑に絡み合っているのに、多くのケースで特定された要因に目が行きがちなもの。
この連載について
キャリアの話題に関する特別レポート