AIが会計士と税理士の仕事を奪う?!~IT先進国エストニアに行ってみて考えた 会計業界の未来~
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注目のコメント
あまり監査のことには触れられていないですが、会計士の主な仕事の1つは監査なので、そちらもAIとかによって代替されるのか?という問題が取り沙汰されたりします。
様々な内部統制がRPAなどで自動化されたりAIが統制するようになった場合に監査しなくていいかと言われればそんなことはなく、そのRPAやAIが有効に機能しているかを監査しなければならないと思います。
また、大手法人などはAIを使った異常仕訳検証の研究を進めていますが、どんなに精度が高くなっていっても、最後はそれが異常かどうかを確認するのは人間の仕事だと思います。また、そもそもそのロジックが合理的であることについて監査人がどこまで担保できるのか?という問題もあります。
少なくとも今の監査基準ではカバーしていない部分も多々あり、責任の所在なども整理されなければならないと思います。
また、監査人としてもITに関する知識は今後ますます必要なのだと思います。
最後に、JICPAの報告書を貼っておきます。
次世代の監査への展望と課題
https://jicpa.or.jp/specialized_field/20190131ejg.htmlAIが奪う業務は、記帳代行や申告書作成代行などの生産性の低い単純労働系業務です。
というか、既に様々なパッケージソフトウエアが販売され、専門家じゃなくても記帳や申告書作成できるようになっているため、
日本でもAIの登場を待つまでもなく先細りしてます。
税理士・会計士として生き残るためには、より生産性・付加価値の高い業務を身に付けていくしか無いでしょう。