Googleの「ロケーション履歴」への法的要請“ジオフェンス令状”が急増中──New York Times報道
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Googleの次のマネタイズはgoogle mapだ、という記事もありましたが、膨大な位置情報データはすごい潜在力を持っている一方で、プライバシーと常に隣り合わせ。本件については、当局の「依頼」に対して、googleが「適切か」を判断しているとのこと。データ保有者として「don't evil」であることの必要性がますます高まっていきますね
データプラットフォーマーと行政府、立法府は時に対立し、時にお互いを必要とする複雑な利害関係、緊張関係にある。その中で法的正当性を担保しつつも速やかに対応しなければならない現場はさぞかし大変だろうと想像する。
個人データの利用は全部イヤ、といった極端なデータ保守主義が一部に勃興しているが、仮に身内が犯罪に巻き込まれ、一方でデータ活用によってそれが防げる術があるとして、その人はどう行動するのだろうか、というマイケルサンデル的な問い立てに迫られる場面は今後増えてくるのだろう。Google社への警察の令状は、適切な手順を踏めば良いとして、Google従業員がマスコミの取材に勝手に答えてしまうのは企業ガバナンスに問題あるかと。
=引用=
あるGoogleの従業員によると、Sensorvaultのデータに対するリクエストが増えているという。この従業員は、今年に入って1週間当たり180件程度のリクエストを受けていると語った(Googleは具体的な件数の確認を拒否した)