毎日3つ、本屋が消える日本 その先にある希望は
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自分の人生を振り返って、両親が幼い頃から江戸川乱歩や、コナンドイルの作品を買い与えてくれたことは幸運だった。本の面白さの虜になったきっかけだった。小学校の頃は図書委員を務めたが、仕事をサボって偉人の伝記や日本の歴史を読み漁った。中高生時代は最近の小説を読んだら「負け」だと思ったので、夏目漱石や太宰治、三島由紀夫のような古典的な名作を読んだ。学生時代は政治に最も関心を持ったので、専門的な作品や偉大な政治家の回顧録や評伝など読み漁った。
吉岡さんと一回りほど世代は異なるが、文中の「たくさん並ぶものから何かを選ぶ行為は豊かさの象徴だ。自分に合わないものの存在を知ることでもある。スマホがない時代に育った世代の郷愁だろうか」という部分に思わず膝を打ってしまった。僕もその「郷愁」を感じる。