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記事にもあるように確かに異例の発言だと思われます。記事にはトランプ大統領によるTwitter上での口撃やさまざまな局面での発言が懸念要因との書きぶりですが、最近指名された2名の理事候補(ムーア氏、ケイン氏)も大きな関心事となっています。二人の全く畑違い、かつ政治信条・方針が極端かつ大統領寄りの人材を充てることになっていますので、反発は大きいです。
制度設計上、指名を止めることはできませんが、あとは議会(というか共和党)がどうするか、ということに尽きます。

米FRB理事候補にヘリテージ財団のムーア氏=ブルームバーグ
https://newspicks.com/news/3764077
コラム:元ピザ経営者ケイン氏、FRB理事に不適任な理由
https://newspicks.com/news/3819183
異例ではあります。但し、国家から物理的に分断されているECBだからこそ独立性が完璧に担保されているのであって他の国は大なり小なり政治の影響は免れないと思います。

なお、中銀独立性は不可侵だという前提が物価の上がらなくなった世界でどのように再定義されていくべきか、はこれからの新しいテーマとなってくるようにも感じます。
極めて妥当な見解です。中央銀行に独立性が必要な理由は多々あります。まず、時の政権からは、基本的には緩和的な政策運営を求める圧力がかかるのが通例です。自分の政権で好景気を演出したいからです。また、極端な例としては、中央銀行に国債を引き受けさせて財政規律を緩めてしまうようなことが起きかねません。それにより物価の安定が損なわれれば長期的に見ると経済に対する悪影響が大きくなる。よって、中央銀行は政権から一定の距離を置いて専門的な見地から政策運営すべきというのが教科書的な説明です。

実際、今米国ではトランプ大統領が露骨にFRBを批判し、金利引き下げ圧力をかけているし、日本では事実上日銀が国債を引き受けている(それどころか、株まで買っている)。

「だって、デフレなんだし、このような超緩和的な金融政策にもかかわらず、物価は安定してるじゃないか」という意見が出がちです。もちろん財政政策と金融政策は車の両輪ですから政府日銀は連携する必要もあります。でも、中央銀行の本来の仕事は物価の安定であって無理にインフレを作り出すことではない。また、中央銀行に支えられた財政拡張によって毎年GDPを底上げしても、潜在成長率が上がらなければ、民間主導で経済が持続的に発展することはあり得ません。政府債務を積み上げていけば、いずれ国内貯蓄が尽きた時に行き詰まることになる。目先の僅かな成長率を求めて刹那的な金融財政運営をすることは避けなければならないのです。
中央銀行の独立性は多くの国が何度も手痛い経験をして学んだ知恵ですが、多くの庶民にとって縁の遠い話です。ところが足元の景気と株価は庶民の心に直接届く。政権が庶民の支持を優先すれば、カネを使いたがる宿命を持つ民主国家の政府を牽制するため与えられた中央銀行の独立性は、政権にとって邪魔者でしかないはずです。景気が過熱してバブルが崩壊した時も、金融引き締めを余儀なくされるはずの中央銀行は分が悪い。
中央銀行の独立性といった基本的なところで矜持を持って政治に当たる政治家を、その国の教養溢れる庶民が選ばない限り、いくら批判しても、それが政治に届くことはなそうな。日本にだってそんな傾向が全くないとは言えないんじゃないのかな・・・ (・.・;)
アメリカの暴走を止めるのが、同時代におけるヨーロッパの役割です。グーグル、フェイスブック、アマゾンの個人情報の行き過ぎた錬金術にはGDPRを突きつけ、グーグルには多額の課徴金を求め、中東の難民の受け皿となり、地球温暖化のリスクを繰り返し訴えることは世界の安定にとっては欠かせないことです。イラク戦争を止められなかったことを今も反省しています。今回のドラギ総裁の懸念表明はその役割をきちんと認識したものだと考えます。
かつての日本のように、中央銀行の独立性を盾にマクロ環境の風を読み違えるのも問題ですが、高圧的アコードを暗示的に結ばせている米国も大問題。内政干渉的に捉えられても仕方ないですが、国際的な金融政策にも影響を与えかねないので、ドラギさんの気持ちはよく分かります。
アメリカの挑戦、欧州の良識…
これは本で読んだのか、本を読んで自分で考えたのか?
大学時代に国際政治を勉強して、After WWⅡを勉強した時に感じたことです。
今はイギリスは迷走していて、フランスも頼りない感じがしますが、やはり、アメリカにものを言えるのは、欧州なのだと改めて思いました。→こういう構図が今でも正しいのかどうかは別問題ですが。

でもトランプ大統領は、確信犯でやっているというより、中央銀行の中立性の大切さを本当に理解していないように感じます。そもそも、経歴から言って経済政策の基本メソッドをきちんと理解しているとは思えないですし、理解しようともしていないように感じます。
ドラギ総裁の発言は、そのあたりまで含みを持たせているように感じます。
これは異例。米国と欧州の対立が激しくなってきてる。けど、中銀の独立性でいうと日本は… >ドラギ総裁はIMFの会合で記者団に対し、「中銀の独立性に関し、確かに懸念している」と発言、特に「世界で最も重要な地域において」だと述べた。
中央銀行総裁が、他国の政治や金融政策について話すのは極めて異例のケースです。

・ECB、金利据え置き ドラギ総裁「政策手段いくらでもある」
https://newspicks.com/news/3814632
見かねたんでしょうね