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【直撃】数学とビジネスの「バイリンガル」が、未来をつくる

NewsPicks編集部
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  • 米系経営コンサル(組織・人事領域) M.A., Linguistics (Sociolinguistics)

    言語学も、シャドボルトさんの語る心理学と似たような発展を遂げています。

    ソシュールが基礎を作りチョムスキーが革命的に発展させた構造言語学。
    これは、形式と意味の繋がりは恣意的で互いに独立しつつも、言語そのものには記号的な(特にチョムスキー的には普遍的な)体系があるとする学派で、言語の構造を自然科学的・数式的に記述しようとするものです。

    これにある種反発する形で生まれ、社会的コンテクストや実際の使用場面で言語がどう使われているのか、音や語彙を含めてどのような文法構造を持っているのかを記述しようとするのが社会言語学です。
    この社会言語学も巻き込みつつ独立した言語学分野として確立し、言語運用や言語事象に焦点を当てて実際のテクストを研究しているのが、コンピュータを利用した計算言語学やコーパス言語学ですね。

    一方で、言語に限定せず、人が本来持つ認知能力の延長として言語を捉えようとする認知言語学という分野も、日夜発展を遂げています。
    これもチョムスキーの言語学に対立する軸で、チョムスキーが言語特有の能力が人間に備わっているとする一方で、認知言語学では言語はあくまで一般認知能力の枠組みを出ません。
    「人がどう世界を捉えているのか」を言語の観点から見ているというわけです。

    兎にも角にも、数学的記述→コンピュータ記述/認知的記述というトレンドは、学際的に当てはまるようですね。
    個々の専門分野は、それらを束ねる時代的思想やテクノロジーの進化によって、その方向性や研究手法に一定の共通性が生まれるものです。


  • NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

    非常に面白いインタビューでした。グーグルや地図アプリによって、人間の記憶や方向感覚は退化しているし、ゲームやバーチャル空間の広がりによって、新しいスキルや知性を持った「ヒト」がどのように生まれているかを描いた科学者のインタビューです。

    彼の著書「デジタルエイプ」は合計400ページ以上の長編ですが、そこには人類がいかにテクノロジーによって「新しく作られてきたか」という歴史がおもしろく描かれています。そして100年後には、デジタルや生物工学といった技術によって、いまとちがった人間が生まれていることを教えてくれます。

    ちなみにこの人物は、1990年にティム・バーナーズ・リーとともに、インターネット上のホームページをつなぐ「ワールド・ワイド・ウェブ(www)」の発明者でもあります。コンピュータ、心理学、哲学、生物学をまたがる知の巨人のアタマの中を、垣間見ることができるインタビューです。ぜひご一読ください。


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    キャリア教育研究家

    科学もビジネスも一つだけの専門性では、活躍が難しくなりました。

    人文社会系の学問も含めた科学は、近年、専門性の細分化、融合、深化が著しく、その傾向を強化しているツールがコンピューターサイエンスです。一方で、どんなに科学的な知見が発見されても、個人や人の集合体としての思考や行動を全て解明できているわけではありません。

    複雑化した科学が人に寄り添うためには、複数の専門性による複眼的な視点で、多様な人の在り方の観察から、課題を見つけ出すスキルが必要です。そのためには、サイエンスとアートの両方に通用していることが求められます。

    専門性を掛け算で考えられれば、それぞれの専門性が二流・三流であったとしても、新たな融合フィールドを形成して、十分に戦えるようになります。


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