スマートニュース ライバルを逆転したCMデータ術
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スマニューのテレビ広告による獲得について詳しい記事。
CM→Googleトレンド→DL数の検証。またCM自体についても顧客セグメンテーションしてニーズ・訴求点を検証したり、地方局で細かく流して効果を調べたり、さらにどういう番組に出稿すればいいかも検証しながら広げていく。
CM作成・出稿の実務について知らないが、とてもロジカルなプロセスに見える。でもそれを一つ一つしっかりやっていることがきっと強いのだと思う。スマニューのテレビCM戦略。今まで科学化されてなかった領域なので効果は大きそう >徹底した利用者調査で訴求すべき点を洗い出し、地方局へのテスト出稿で「勝ちパターン」を見つける。
スマートニュースさんの素晴らしいクリエイティブへの取り組みに、
クリエイティブに向き合う姿勢のあるべき形を感じます。
特にテレビだけでなくWeb広告に関係する人も必読かと思います。
ポイントは、以下でしょう。
・顧客のセグメントをきっちり行なった（ターゲットが明確になった）
・KPIをきっちり定めた（検索数の上昇＋アプリのダウンロード数）
・７つの訴求を、代理店利用によるコミュニケーションアイデアに頼らず、本当のニーズから絞り出した（重要）
・意見に頼らず、データに頼った（とても重要）
中でも、すごいのが最後の点。ニッチな訴求（社内外から反対にあった、英語の原文が読めるポイント）を導き出したところに、マーケティング戦略へかける想いの強さと、仮説を会議で潰さない、やりきる強さを感じます。裏返すと多くの企業が、会議でアイデアを潰していると思うのです。
ただ、個人的には、Webで予選によるスクリーニングができると考えます。
（書かれていないだけで、この企業ならおそらく実践されているかもしれませんが）おそらくかなり少ないコストで、もっと多くの効果的な訴求が導き出せるかもしれません。
スマートニュースさんほど広告予算をかけられない企業でも、十分に学べ、すぐに実践できる点がある良記事と思います。
